2016/10/03(月)
薬の害5「手術後や末期ガンの方の為の薬です。」
カテゴリー:薬の害
From 江山裕城
治療院のデスクより・・・
こんにちは!
下関で唯一の【慢性腰痛】専門
整体院 燦花の江山です。
本日も当院のブログへお越しいただき、
ありがとうございます。
さてさて、今回も前回から引き続き、
薬の害について腰痛のみなさんに有益な情報をお伝えできればと思います。
今日ご紹介するのは「トラマドール」と言う薬です。
商品名でいうと「トラマール」です。
痛み止めの一種なんですが、本当に強い薬です!
これからその理由をお伝えしていこうと思います。
トラマドールは「非麻薬性オピオイド受容体刺激薬」という薬の仲間に入ります。簡単に言うと「オピオイド受容体」という場所が痛みを和らげるのに関係しているので、そこを刺激すれば痛み取れると言う考えのもとに作られた薬です。あとは「非麻薬性=麻薬ではない」と言うことですね。
手術後の患者さんや末期のガンの人はこの種類の薬を飲んで痛みをなんとか凌いでいるのです。本当に痛い時というのは仕方がないので、強い薬に頼るのも一つの手段ですね。
でも、「トラマドール」は作用がとても強い分、同じように強い副作用も出てしまいます。
主な副作用としては「痛み・吐き気・嘔吐・縮瞳・ふらつき・尿閉・呼吸困難」などがあります。
もちろん、本当に緊急の時は頼るべきだと思います。
薬でなんとか対処できる場合も多いので必要なのも分かります。
しかし、前回もお伝えしましたが、医師に何の為の薬なのか、そして用法容量をしっかり聞いて、注意点や副作用についても知るべきです。そうでないと、いつかあなたも痛み止めを飲んで救急車で運ばれるという事になってしまいますよ。
それではこれで終わりにしようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。